ポイントをまとめます
Point 1 状態方程式
微分で表現されている内部状態をベクトルにして物理式を状態方程式にまとめる。→リンク
Point 2 離散化した逐次式に
微分方程式の一般解を利用して、状態方程式を離散化した逐次式に変換する。→リンク
Point 3 e^{A \Delta t} の計算にはPade近似を適用
オブザーバのようにコントローラへの逐次型モデル実装には不可欠な知見。→リンク
Point 4 1次遅れ
e^{-\frac{\Delta t}{T}}=\alpha とすると1次遅れは x(k+1)=\alpha x(k)+(1-\alpha) u(k)→リンク
Point 5 システムの安定条件
連続系:固有値の実部が負 離散系:固有値の絶対値<1→リンク
Point 6 システム同定
システム同定したパラメータ(インパルス応答)と入出力信号の畳み込み演算で時間応答を再現できる。→リンク
Point 7 PID制御
各制御項の効果はシステムの特性に依存する。シミュレーションで事前に確認。→リンク
Point 8 フィードフォワード制御
システム同定と遅れ補償制御により所望の応答特性を得ることができる。→リンク
Point 9 オブザーバゲイン
離散系オブザーバゲインGは、det (zI − (P −GC))=0 を満たす固有値 (解) zが |z|<1 になるように選ぶ。→リンク
Point 10 状態フィードバックゲイン
連続系状態フィードバックゲインKは、det (λI − (A−BK))=0 を満たす固有値 (解) λ の実部が負になるように選ぶ。→リンク
Point 11 カルマンフィルタ
カルマンフィルタでは、意図する動作に合わせたパラメータ設定がポイント。特にカルマンゲインの算出にかかわるシステム雑音と観測雑音の分散値の設定が重要。
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