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少し前までエンジニアでしたが、リタイアしたのを機に組み込み系のエンジニアが知っておいた方が良いなぁと思う制御工学の知見をブログにまとめ始めています。

エンジニアとしての出発地点

32bitマイコンの基板設計のはなしです。
入社したばかりの新人時代に作ったMC68020 CPUボードのプロセッサ部分。


プロセッサメーカーの栄枯盛衰は激しいものですが、そういう内容ではなく、、
ここでは、若いエンジニアの成長とチェレンジについて、なんとなく思ったことを書いています。

昔々、入社したばかりの新人だった時に、当時最新の32bitマイコンの基板設計を任されました。プロセッサは、モトローラMC68020 25MHzです。

個人的には、ユニバーサル基板に8ビットマイコンZ80とROM/RAMを載せて手配線とかしてましたが、当時最新の32bitマイコンの基板設計など自信があるはずがありません。

しかし、「できるか?」と聞かれれば「やります」と答えるしかありません。

幸運なことに、当時最新の32bitマイコンの基板設計とはいっても、動作クロック25MHzであれば、Z80マイコンボードのロジック設計の経験値で何とかなる範囲であり、大いに自信につながりました。

そういうチャレンジは、若い人たちの特権であり、そうやってエンジニアって成長していくものだと感じていました。。

若いエンジニアでなくなってから気が付いたこと

でもね、その後2010年くらいだったか、別のプロジェクトで、開発するコントローラに実装するプロセッサは、PowerPC 450MHzとなって、周辺のロジック信号を見せてもらったら、基板設計は完全に職人芸のレベルになっていました。

若い人たちの成長のためにチェレンジさせる領域って、やらせる側が見極めたうえで与える必要があるんだなぁ。きっと、チャレンジさせてくれた先輩や上司たちは、そういった見極めをしたうえで「できるか?」と聞いていたんだろうなと、後になって思いました。

それだけの話です。
おしまい。

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